構造物点検の実績
県道の切土のり面(幅120m,4段)に設けられたモルタル吹付について、亀裂や浮きが認められたことから、打音調査を主体とする点検を行った。 キーポイント 打音によりモルタルの浮きを判定し、のり面展開図に成果をまとめた。 調査地の地質 三波川帯
昭和50年代〜現在までに施工されている合計50基程度の集水井工について、老朽化および地すべり変動による機能低下を、カルテを用いて判定した。 キーポイント 機能評価結果一覧を作成し、補修等の対応優先度を判定した。 調査地の地質 三波川帯 結晶片岩類
昭和40年代以降に施工されている集水井工、排水トンネル、集水ボーリング、水路工のほか、地盤伸縮計、自記水位計、孔内傾斜計、地盤傾斜計、パイプ式歪計、深礎杭内歪計について、維持管理を目的としてカルテを作成した。 キーポイント 維持管理を目的としたカルテについては事例が少ないため、原案の検討を行った。 経年劣化の認められる施設もあったことから、施設内部に入る際には十分な安全管理を行った。
覆工コンクリートの亀裂や漏水について目視および打音を主体とした点検を行った。 また素掘りのトンネルについては岩盤の亀裂や浮きを目視および打音を主体に点検した。 キーポイント 素掘りのトンネルについては、トンネル展開図に亀裂分布および岩級分布をとりまとめた。
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